色と切れ

フランス留学のこと、ふと考えたこと、ふつうの女子大生の毎日。

迷走!!ゆとりちゃん

こんにちは。

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(写真は昨日ランチで行った、ニースで美味しいと有名なビストロ)

 

 

 

 

ついついやることが何もなくて、ベッドの上でごろごろと無駄な土日を過ごしてしまう枯れきった女子大生です。

 

 

何か新しい趣味が欲しいなあ。

 

人より秀でた物が欲しいなあ。

 

 

でもせっかくここまで来て何もしないのはもったいないので、常にアンテナ張って何か探していきたいと思ってます(^o^)

 

 

 

 

 

さてこのように私は無趣味かつ何かとびきり秀でたことがあるというわけではないんですが、

 

フランスという国に留学しているにあたって様々な日本人と会うことがあります。

 

 

その多くが自分の一芸を極めることを目的とした人たちで、

 

料理留学、ワイン留学、アートなど

 

フランスだからこそ学べることを目的として来ています。

 

 

私の知らないことを知っていて、私にできないことができる人たち。

本当にかっこいいな、と思うと同時にすごく焦りを感じてしまうんです。

 

 

 

 

私は一言で言ってしまえば語学留学のためにフランスに来ました。

(大学ではフランス語専攻で来る前に2年前半勉強し、フランスの社会や文化についての講義も取っていました)

 

 

一応来る前に色々理由は考えていましたが、、

 

 

簡単に書くと、フランスは食・芸術・ファッション・観光業・美容などにおいて世界トップを走りつづける国であるから、何か人より少しでもできることをみつけたかった私は、そのうちの何かに自分の琴線が触れればいいと思ったんです。

 

つまり語学だけでなく、様々な経験をとおして得意分野を見つけようというのがこの留学の目的でもありました。

 

 

しかし現実は、目的がすでに見つかっている人と比べてやることが明確でなく、そもそもフランス語自体が難しすぎて手こずってしまっています。

 

もちろんフランス語が甘くはないことは来る前からわかっていたし、手こずっているのは他の人も同じです。

 

しかし大学で2年半専門課程で勉強してきたのに思うように話せないもどかしさ、思うように読めない・書けない・聞けない悔しさを、他の人より強く感じてしまっているのだと思います。

 

 

だって、他の人たちは、フランス語がある程度しかできなかったとしても、やりたいことを極めるという目的がある。

 

でも、私は人一倍「フランス」に向き合ってきて、それ以外に何もして来なかったのに、やりたいことが見つからず迷走している。

 

 

はじめは「やりたいことを見つけて、そのツールとしてフランス語を使う」と思っていたのが、今ではその順序が逆転してしまっているんです。

 

「やりたいことがわからないけど、やらなきゃいけないからフランス語を勉強する」という状態ではモチベーションも下がるし、全く意味のないことだと思います。

 

 

 

 

フランスまで来て今さら何言ってんの?という甘ったれた考え方ですが。笑

 

 

 

 

こういうわけで絶賛迷走中の留学生活を送りながら、毎日打ちひしがれたり単純なことでルンルン気分になったりと結局変わらない日常を過ごしているという感じです。

 

 

 

おかしい。。当初の予定では来て3ヶ月頃にはやりたいことも決まって、習い事やバイトやインターンに精を出すはずが。。。

 

 

難しいですね。

 

 

料理もファッションも何もかもまんべんなく興味はあるのに深く入り込む勇気がないんです。

自分にセンスがあるとは思えないから。

 

 

 

みんなどうやってやりたいことを見つけたんだろう。

 

どうしたら自分に向いていることが分かるんだろう。

 

(ちなみに外国語学部を選んだのは、好き嫌いでなく自分が語学に向いている、とその時は思っていたからでした。このこともまた書くと思います)

 

 

 

 

ていうかこの記事を書いたことにより私の根暗さがだいぶ浮き彫りになった気がする…

 

 

いつも悶々と考えて悩んで、常に勝手に自分にプレッシャーかけて目的が見えなくなって、一人で迷走しまくっています。笑

 

 

なんだかいかにも自分探ししています!って感じですね。

 

 

 

青春だー笑

 

 

 

 

留学に行きたいと思っているみなさんは、明確なビジョンが持てていなければもう一度考え直した方がいいかもしれないです。

 

来る前にある程度考えていても、私のように来た意味がわからなくなることもあり得ます。

 

例えば友達のAちゃんはフランス語を極める目的で大学2年で渡仏し、フランス人の彼氏もできたおかげで帰る頃にはかなりの語学力をつけていました。

語学に的を絞ったことで到達点が明確となり帰国後仏検準一級を優秀な成績で取得したそうです。

 

対するB君は渡仏前フランス語を勉強した経験はなく、とりあえず語学学校に通ったものの目的もなく暇なので、フランスではニートのような生活を送り、日本人とばかり遊んでいたそうです。

 

 

極端な例ではありますが…

 

もちろん何を重要視するかは人それぞれですし、来たということ自体かけがえのない経験になることは確実ですが、それ以上に意味を求めるのであれば日本でもできることとその国でしか出来ないことを比べて、より比重の大きい方を選ぶ方がいいと思います。

 

 

日本でもできることはたくさんある、というのはまぎれもない事実です。

 

 

 

 

なんだか最後の方大学生のくせに説教くさくなってしまいましたが、これが留学者の生の声ということで一意見として誰かにとって参考になればと思います。

 

 

 

 

これからも迷走ブログをよろしくお願いします、温かく見守ってくれたらうれしいです。

 

 

 

文体がどうしてもクソ真面目になってしまうのが悩みのぽんでした。

 

もうちょっと面白いこと書けるようがんばります!