色と切れ

フランス留学のこと、ふと考えたこと、ふつうの女子大生の毎日。

最近ツイてないというか、悪霊的な何かがツイている話。

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こんにちは。

 

お久しぶりです。

 

 

フランス留学も半年を過ぎ、ニースでの南仏のんびり生活も終わりを告げました。

ということでインターン(予定)をしながら残りの3か月はパリで過ごします!

 

パリには一昨日到着し引越しや学校などやっと落ち着いたところなのですが、ここに来るまでいろいろなことがありました。。。

 

 

フランスの役所・事務所は信頼できない。

これはよく言われることですが本当に信用ならないと思います。笑

移民局や住宅保護など、手続き関連の役所の仕事が遅い&適当というのはフランスあるある。(私の友達は住宅保護の書類をすべて用意して送ったにも関わらずそれから3度もパスポートのコピーを送るように言われ、現在手続き6か月目に差し掛かっているらしいです)

日本ならあり得ないですよね。

 

そしてこれは語学学校の受付も例外ではないのでした。笑

 

わたしの学校はフランス全土に5校ほどある大手なのですが、校舎間で転校ができるということで初めの半年はニース、最後の3か月はパリで学校+αという予定で留学にのぞんでいました。

ということで転校する意思があることは転校1か月以上前に申請。パリにある3校のうち2校から選べるということでした。

 

その後はパリでの住居探しやインターン先探し、航空券の予約などをしていましたが転校1週間前になっても一向に事が動いている様子はなく・・・。

不安になり受付に行ってみると「え?転校すんの?」「パリ校のクラスに空きがあるかはわからない」「ちょっとメールで確認してみる、来たら言うね☆」

 

って1か月前に言ったやないか―――い!!!

 

ということで返事待ちの土日、最高にハラハラしながら過ごしたのでした。笑

パリに行けなければこの留学の意味は?とも思ったし、航空券や住居の仮契約などすべて終えていた私にとって生き地獄のような週末でした・・・。

(泣きべそかきながら母に愚痴の電話したのは内緒。笑)

 

 

 

 

携帯とカードをなくす

無事パリ校に空きがあることが判明しニースのおうちを引き払い、大荷物を持ってパリに旅立つ日の朝。

私のルームメイトが空港まで見送ってくれることになり二人で空港に向かっていました。

 

バス停まで歩いていると空港行きのバスがすでに来ているのが見えたので50メートルくらいの距離を大荷物持ってダッシュ、したが目の前で扉が閉まり結局乗れず・・・。

 

別に急いでいたわけではなかったのでのんきに次のバスを待とうとしたところ、携帯がポケットの中から跡形もなく消えていたのです。

 

途端に顔色真っ青になる私。笑

 

え、今まで一回も落としたことないのに、しかも落としたら気づきそうなものなのに、え?

 

走った時に落としたに違いないのに、1分もたたないうちに探しに戻ってもそこに携帯はどこにもないのでした。

最終的に大荷物の私にかわって友達が家まで見に戻ってくれたのですが(優しい)結局どこにもなく、フライトまでの時間がおしていたためテンションダダ下がりのままタクシーで空港へ。1ユーロさえ惜しい貧乏学生にとって予想外の出費でした。

 

 

そして空港に着き気持ちを切り替えてフライトのチェックインをしよう、というときにまたしても謎の瞬間はおとずれます。

 

荷物の超過料金がかかることになったのでカードで払おうとしたところ・・・カードがない・・・・・・。

 

タクシーに乗る前にATMでお金をおろしたので確実にカードは使ったんです。なのに跡形もなく消えていました。これは人生の七不思議に入るほどの謎です。

 

 

 

号泣・・・。

よりによってパリに発つ日に起こったハプニング2連続のせいでパリ行きはキャンセルになり、わけもわからず号泣してしまいました。笑

だって本当に失くしたことに心当たりがなさすぎて。携帯もカードもどちらも音もなく消えてしまったので実感がわかなかったし。

 

結局さっきお別れしたばかりのおうちに戻り、その日はステーキとケーキを食べて元気が出る松岡修造動画を見ました。笑

 

3月は前半にキャリーケースを盗まれたし、変な男に後をつけられたりもしたのですごい月でした。

 

人生何があるわからないって本当なんですね・・・。

 

 

 

 

学んだこと。

フランスでも日本でもそうですが、自分の身は自分で守らなければいけないということを痛感しました。

事件とか事故とか、今までは無関係だと思っていたことは無関係ではなかったんです。

 

今までの自分はある程度大人たちや周りに守られていたんだなと。そして致命的にしくじるようなことも体験してなかったのだなと。

 

でも海外って独りぼっちです。基本的には。

海外だけじゃなく、これから日本に帰っても、独り立ちして大人になるってことはもう守られないってこと。

自分を守っていけるのは自分だけであって、家庭を築いたり子供ができたら、今度は他人を守っていかなければいけなくなる。

 

散々な思いをして号泣した時に、ああまだ子供だなあと思ってしまいました。

泣いてしまったのは誰かが何とかしてくれるという思いが根底にあった気がします。でもここではなんでも自分の責任だし、強くなってそろそろ大人にならないとなあと思いました。

 

 

 

 

4月がスタート!

散々な3月は終わりました!笑

 

ニースのことは恋しいけれど、パリはやはり素敵です。 

いろんな人がいて 、何かが起こりそうなわくわく都会生活。

 

短期間のパリジェンヌ生活、悔いのないよう楽しみます! 

 

 

 

それでは気持ちを切り替えて。笑

 

a bientot tout le monde♡